大森徹の最強問題集159問

科目 生物
出版社 文英堂
目的 生物のハイレベル演習
対象者 早慶・東大レベル
難易度 基礎レベル
分量 240ページ
使用期間 高三夏休み以降
ジャンル 生物問題集

・具体的なオススメポイント
難関大レベルの生物の良問が多数掲載されている

・注意点
入試標準レベルまでの実力を身に付けてから取り組むこと

最難関大学レベルの良問が多数収録されている生物の参考書

『大森徹の最強問題集159問』は早慶・東大レベルの難しい問題が収録された生物の参考書です。難関大学で出題される生物の応用問題への対応力が身に付きます。まずは入試標準レベルの問題を解けるようにした後『大森徹の最強問題集159問』に取り組むことがおすすめです。

『大森徹の最強問題集159問』の特徴として、良問が多数掲載されていることに加えて、解説が詳しいことも挙げられます。なお、『大森徹の最強問題集159問』と似たようなハイレベルな教材として『生物新・考える問題100選』という問題集もありますが、『生物新・考える問題100選』の方が難易度が高いです。

自分の目指すレベルに合わせて、適切な方を選ぶことをおすすめします。以下では、『大森徹の最強問題集159問』のより詳しい特徴や学習のポイントについてまとめました。理系科目で生物を選択する難関大学志望者はぜひ参考にしてください。

複数単元が関連する融合問題や記述形式問題が演習できる

『大森徹の最強問題集159問』では、生物の複数単元が関連する融合問題や、難関国公立大学で出題されるような記述形式問題が演習できます。難関大学の入試では、主となるテーマに関連した周辺知識を知らないと解けない応用問題が出題されるため、重点的な対策が必要です。

『大森徹の最強問題集159問』は生物の単元ごとに章が分かれていますが、章を超えた関連内容も一緒に取り扱われています。そのため、1つの単元だけでなく、他の単元の知識も組み合わせて解くような問題も対策可能です。

また、『大森徹の最強問題集159問』では記述形式の問題も豊富に出題されています。論述問題は配点が高い場合が多く、合否の分かれ目です。『大森徹の最強問題集159問』では、ハイレベルな論述問題について、考え方や採点基準が分かりやすく解説されています。

志望大学の過去問で生物の論述問題が出題されている場合は、『大森徹の最強問題集159問』でしっかりと対策をしておきましょう。

正解を出すまでの途中経過も省略せずに解説されている

難関大学レベルの良問が多数掲載されている『大森徹の最強問題集159問』の特徴として、解説が詳しいことが挙げられます。ハイレベルな問題を扱った参考書は、大学入試では不要な細かすぎる知識が書かれていたり、解説が詳しすぎて逆に分かりにくいものも多いです。

『大森徹の最強問題集159問』の解説はそうではなく、正解を出すまでに必要な知識や考え方が過不足なく説明されています。一般的な参考書では省略されてしまうような途中経過まで解説されているため、独学でも十分に理解することが可能です。

なお、『大森徹の最強問題集159問』とセットとなる教材として『大森徹の最強講義117講』という参考書が出版されています。同じ著者の先生によって書かれた参考書で、内容が準拠しているため同時に学習しやすいです。『大森徹の最強問題集159問』で分からなかった問題や、理解が曖昧な単元を『大森徹の最強講義117講』で復習することをおすすめします。

入試標準レベルの参考書を終わらせてから取り組もう

『大森徹の最強問題集159問』で扱われている問題はハイレベルなため生物の実力がある程度身についている人でないと解くことが難しいです。基礎が固まっていない段階で無理に『大森徹の最強問題集159問』を解いても学習効率が悪くなってしまうため注意しましょう

『大森徹の最強問題集159問』に取り組む前に仕上げておくべき参考書としては『理系標準問題集』や『基礎問題精講』『国公立標準問題集CanPass』などが挙げられます。まずは生物の用語暗記や入試標準レベルの問題演習を終わらせて、その後さらにレベルアップしたい人は『大森徹の最強問題集159問』に取り組んでください。

なお、問題集による学習が終わった後は、志望大学の過去問を繰り返し解くことも大切です。過去問を何度も演習することで、志望大学の生物の出題傾向や大問ごとの時間配分を把握しておきましょう。

まとめ

早慶・東大レベルの生物の難問が演習できる参考書『大森徹の最強問題集159問』について解説しました。『大森徹の最強問題集159問』には、複数の単元が関連する応用問題や、記述形式問題など、難関大学対策で押さえておきたい良問が多数収録されています。

入試標準レベルの実力を身に付けた後に『大森徹の最強問題集159問』に取り組めば、難関大学の問題に対応可能です。解説が詳しく書かれているため、独学でも難問の解き方が学べます。

『大森徹の最強問題集159問』には同じシリーズとして出版されている『大森徹の最強講義117講』という参考書があり、セットでの学習がおすすめです。理解があいまいな単元が見つかったら、『大森徹の最強講義117講』を見直して知識を深めて下さい。

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